買取相場・下取り相場データ(2024年11月現在)
買取相場価格 | 136.5万円〜172.2万円 |
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下取り相場価格 | 115.3万円〜143.6万円 |
年式 | 2021年(令和03年) |
走行距離 | 2万km |
買取相場価格 | 136.5万円〜172.2万円 |
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下取り相場価格 | 115.3万円〜143.6万円 |
年式 | 2021年(令和03年) |
走行距離 | 2万km |
アクアは、プリウスに続くトヨタのハイブリッド専用車として、2011年12月から販売されている5ドアハッチバックのコンパクトカーです。
一般社団法人日本自動車販売協会連合会の年間登録台数ランキングにおいては、人気車種として総合でも長らくトップ5の座を守り続け、初代モデルのモデル末期である2020年でも総合14位を誇りました。2代目へのフルモデルチェンジを経ても人気は続き、2022年1月の登録台数は9,857台で、総合4位という人気車種となっています。
アクアに限った話ではありませんが、年式が新しく、走行距離が短い車両に高値が付く傾向があります。 初代型の「L」や現行型の「B」は最も新車価格の安いエントリーグレードにあたりますが、カタログデータを伸ばすためのいわゆる「燃費スペシャル」であり、装備は非常に簡素です。そのため乗用車としての実用性に乏しく、一般ユーザーには向いていません。中古車としての需要が低いため、買取価格も他のグレードより相当低くなる可能性が高いです。
年式や走行距離だけでなく、車両のコンディションによっても買取価格が大きく左右されます。状態の悪い個体や修復歴車などは特に評価が低くなるため、買取価格も大幅に下がる傾向があります。
ここからはモデルごとに初代型、現行型の買取・査定ポイントを見ていきましょう。
2021年7月に初のモデルチェンジを行い新型にバトンタッチしたアクアですが、人気車種ということもあって中古車市場でも一定の人気があり、流通する台数も非常に多い車種です。2024年2月時点では初代モデルが中古車市場の大多数を占めています。
初代型(NHP10型)は、2011年12月の登場以来、2021年7月のフルモデルチェンジまで10年にわたり生産販売されていました。その間に大きなマイナーチェンジが2度に渡って実施されており、中古車流通市場では発売開始当初の初期モデルが前期型、2014年12月に実施された最初のマイナーチェンジモデルが中期型、2017年6月に実施された2回目のマイナーチェンジモデルが後期型と呼ばれています。
そのため同じ初代型であって前・中・後期モデルや年式によって相場価格に大きな差があります。当然ながら、前期モデルや中期モデルよりも後期モデル、年式は新しいほど買取相場は高くなる傾向です。
もちろん現行型よりは買取額は低くなり、初代でもマイナーチェンジや一部改良の前後で買取価格に差がでていますので、注意が必要です。
走行距離でみると、4万km台までは1万kmごとの下落幅が大きくなります。5万km以降はやや下落幅は緩やかになります。また、10万km超の過走行車については一定水準からあまり相場が下がらず底堅いのが特徴です。これはアクアの中古車が海外で人気が高く、輸出需要が高いことが要因です。
グレードでみると、初代型にはエントリーグレードの「L」、ミドルグレードの「S」、上位グレードの「G」の3つの基本グレードが流通のメインとなります。流通台数としては「S」と「G」だけで全体の半数以上を占めています。新車価格では差がありますが、買取での相場価格はほぼ同じとなっています。また特別仕様車となる「S スタイルブラック」「G ブラックソフトレザーセレクション」「G ソフトレザーセレクション」は通常グレードと比べて相場価格は高めとなります。
その他、初代型は長いモデルライフの中で様々なグレードが追加設定されてきました。その中で人気グレードとして高額買取が期待できるのは「Xアーバン」(2017年6月マイナーチェンジ時に「クロスオーバー」に改称)や「G G’s」(2017年11月に「G GRスポーツ」に改称)です。
「Xアーバン」や「クロスオーバー」はアクアにSUV的要素を加えたグレードで、グリルやルーフモール、16インチの専用アルミホイール、フェンダーアーチモールなどがアクティブなイメージを与えます。また専用のチューニングを施すことで、しっかりした操舵感と快適な乗り心地を両立させています。また、「G G’s」「G GRスポーツ」は気軽にスポーツドライビングを楽しめるグレードとして、前後の専用バンパーやラジエーターグリルがスポーティーさを表現します。サスペンションも専用にチューニングすることで、ハイブリッドならではの低燃費に走る楽しさが加わっています。両グレードともに中期モデルからラインナップに加えられており、人気モデルとなっています。そのため、相場価格は通常グレードと比べて高くなっています。
ボディカラーは定番色のパール系・ホワイト系(ライムホワイトパールクリスタルシャイン、ホワイトパールクリスタルシャイン)に加え、ダークブルー系(ダークブルーマイカ)の相場が高くなっています。次いでブラック系(ブラックマイカ)と続きます。一方、他の車種ほど人気色とシルバー系(シルバーメタリック)との相場価格の差は大きくありません。
車両状態でみると、ボディ表面だけでなくフレームまで補修したものは修復歴ありと判断されますが、修復歴がある車両は買取価格は下がる傾向があります。それはアクアにおいても同様ですが、特に外装の状態が悪いものやサビや腐食が進んで穴が空いた車両は、修復歴ありの車両以上に敬遠さ、買取価格は大きく下がります。
現行型が登場してまだ日が浅いですが、中古車市場では現行型の流通も徐々に増え始めているため、初代型の中古車価格は今後下がっていくと予想されます。初代型アクアの売却をご検討の方は、早めの売却をおすすめいたします。
アクアは2021年7月に10年ぶりのフルモデルチェンジが行われ、現行型である2代目モデルが満を持して登場しました。登場してまだ日が浅いということもあり、中古車流通台数はまだ多くなく、全体的な買取相場も高めですが、特に1万km未満の低走行車は特に高値が付く傾向があるようです。
グレードでみると、現行型はモデルチェンジ当初に「B」「X」「G」「Z」の計4グレードが設定され、2022年11月に「GRスポーツ」が追加設定されています。現在、最上級グレードの「Z」やミドルグレードの「G」の流通台数が多く人気モデルとなっており、買取価格も高くなっています。
駆動方式は、FFモデル(2WD)と”E-Four”と呼ばれる4WDモデルがラインナップされていますが、4WDモデルは現行型で初めて設定されたこともあってか、4WD車はより高値が付く傾向があります。
ボディカラーでは、パール系(プラチナホワイトパールマイカ)が最も流通量が多く相場も高くなっています。次いでブラック系(ブラックマイカ)、ベージュ系(クリアベージュメタリック)の相場が高めで、シルバー系(シルバーメタリック)やその他のカラーはやや相場は下がります。
また、修復歴の有無で車の買取価格は大きく差が生じますが、アクアの現行型でも同じ傾向がみられます。現行型は年式が新しいため、その差がいっそう広くなります。フレーム破損はもちろんですが、できるだけボディ表面の傷にも気を付けるようにしたいところです。修復歴のある車は中古車としての価値が低いため買取価格が大きく低下しますが、アクアの現行型でもそれは同様です。さらにサビや腐食が進んで穴が空いた車両や冠水歴がある車両は修復歴ありの車両以上に敬遠され、一般的な修復歴ありの車両より低価格での取引が散見されます。
いずれにしても、現行型はしばらく安定して高値が続くと予想されます。買ったばかりだが別モデルへの乗り換えを検討している方は特に早めに売却をすることで高価買取が期待できるでしょう。
ディーラー下取りの場合、年式や走行距離、グレードで一律に下取額を決められることがあるため、下取り提示額が低くなる傾向があります。そのためディーラーの下取り提示額と買取専門店の査定額を比較することが、高価買取のための一番の方法といえます。
中古車相場でもハイブリッド車の人気は高く、アクアはハイブリッド専用モデルとして高額査定が期待できます。そのためトヨタディーラーに下取りに出すよりも買取専門店に査定を依頼した方が、好条件を引き出せることが多いようです。
アクアの買取・売却なら、最大8,000店以上が参加するクルマ買取オークション ユーカーパックの利用をおすすめします。
アクアは、プリウスに続くトヨタのハイブリッド専用車で、プリウスのボディが3ナンバー化したことに伴い、その穴を埋める形で発売されました。全幅が1,700mm以下の5ナンバーサイズ、全長も4mあまりとコンパクトなことから、取り回しのしやすいモデルとして高い人気を誇ります。
2011年にデビューした初代アクアには、リダクション機構付きの「THSII」というハイブリッドシステムが採用され、プリウスの開発により積み重ねられたノウハウが活かされています。
2021年にはフルモデルチェンジで2代目に進化を遂げたアクアは初代からのキープコンセプトで、デザインやコンパクトカーとしての高い実用性などはそのまま引き継がれています。
ハイブリッドシステムにTHSの呼称は使われなくなりましたが、電気系や機械系の損失を大幅に軽減させること、またエンジンも軽量小型化を図ることで、ハイブリッド車トップレベルの燃費性能を誇ります。
アクアの初代モデルでは、プリウスの開発で培った開発技術を活かし、ハイブリッドシステムの小型・軽量・高効率化を図っています。
優れた燃費性能はもちろんのこと、見た目以上に高い実用性から人気車として、モデルライフ末期の2020年でも、国内販売台数では総合14位を記録しています。
車両性能を大きく左右するプラットフォームは、3代目ヴィッツや2代目カローラアクシオなど当時のトヨタ製コンパクトカーに共通する「Bプラットフォーム」が採用されています。
初代アクアのフロントフェイスは力強く精悍にデザインされており、踏ん張りの効いたリヤ周りとともにきびきびした走りをイメージさせるとともに、ハイブリッド車として先進性を追求した外観に仕上がっています。
最小回転半径はグレードによる違いがあり、「L」「S」「G」では4.8mと小回りが利く数値です。一方「G GRスポーツ」では5.7m、「X-アーバン」「クロスオーバー」では5.4mと、若干小回り性能が劣ります。
アクアはほとんどのグレードが5ナンバー車ですが、ボディサイズは以下のとおりです。
また「X-アーバン」のサイズは
「クロスオーバー」のみ
の3ナンバーサイズになります。
ハイブリッドシステムであるリダクション機構付きTHSIIは、2代目プリウス(20系)に採用されていたシステムを基本としながら、より小型・軽量に新規開発されたものを搭載しています。
初代アクアのトランスミッションは全グレードでCVT(無段変速機)が採用されており、FF車のみが設定されていました。
燃費性能はグレードにより違いがあり、測定モードも1世代前のJC08モードと現在採用されるWLTCモードが混在しています。一部改良による燃費向上もあるので参考となりますが、モデル初期はJC08モードで35.4km/L、末期ではWLTCモードで「L」のみ29.8km/L、その他のグレードが27.2km/Lです。
また「クロスオーバー」をベースにした「クロスオーバー グラム」ではWLTCモードで27.2km/L、「X-アーバン」はJC08モードで33.8km/Lです。
初代アクアの車内サイズは次の通りです。
車内は小型化されたハイブリッドバッテリーをリヤシート下に配置することで、305Lの広いラゲッジスペースを確保しています。
アクアには、中期型モデル以降に先進安全装備が搭載されていますが、2015年11月の一部改良では「Toyota Safety Sense C」が一部モデルに設定されました。レーザーレーダーと単眼カメラを組み合わせたセンサーが前車を察知することで、衝突防止や被害軽減を図るプリクラッシュブレーキを搭載しています。
2017年11月のマイナーチェンジでは、プリクラッシュブレーキが歩行者にも対応するようになりました。加えてアクセルの踏み間違いを防止するインテリジェントクリアランスソナーがオプション設定され、より安全性が高められています。
発売当初のグレード構成は、エントリーグレードの「L」装備が充実した「S」に、最上級グレードの「G」というものでした。
モデルライフの途中で追加されたグレードとしては、2014年の「X-アーバン」や2017年の「クロスオーバー」「G GRスポーツ」などがあります。ほかにも「S」や「G」をベースにした特別仕様車が、限定で発売されたりしています。
発売当初のボディカラーは、廉価グレードの「L」では「ブラックマイカ」「スーパーホワイトII」「クールソーダメタリック」「シルバーメタリック」というシンプルな4色設定です。他のグレードには「グレーメタリック」「イエロー」「スーパーレッドV」「シトラスオレンジマイカメタリック」「ブルーメタリック」「ライムホワイトパールクリスタルシャイン」の6色が追加設定されていました。
その後ボディカラーの変更や追加が何回か行われ、最終的には以下の9色に整理されています。
「ブラックマイカ」「スーパーホワイトII」「ダークブラウンマイカメタリック」「セメントグレーメタリック」「サーモテクトライムグリーン」「クリアエメラルドパールクリスタルシャイン」「シルバーメタリック」「スーパーレッドV」「ホワイトパールクリスタルシャイン」
「G GRスポーツ」の場合、上記のうち「ブラックマイカ」「シルバーメタリック」「スーパーレッドV」「ホワイトパールクリスタルシャイン」の4色から選択することになります。
また「X-アーバン」や「クロスオーバー」では、「フレッシュグリーンマイカメタリック」「クールソーダメタリック」「オレンジパールクリスタルシャイン」「ジュエリーパープルマイカメタリック」「クリアエメラルドパールクリスタルシャイン」「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」などの専用色も設定されていました。
アクアは2021年7月、フルモデルチェンジにより現行モデルとなる2代目が登場しました。初代同様高い人気を誇り、発売開始後の販売ランキングは9月・10月の2位を最高に、2021年1月時点までトップ10の常連となっています。
2代目アクアは「実用的な環境車を持続可能な形で提供する」という使命のもと、ハイブリッド専用コンパクトカーとしてカーボンニュートラル実現への貢献を目指し、全てが刷新されました。
そのエクステリアデザインは、コンパクトなボディや「親しみやすさ」「軽快さ」といった特徴はそのままに、より先進的で洗練されています。
2代目アクアのプラットフォームには、新世代のTNGA(GA-B)プラットフォームが使用されています。このプラットフォームは高いボディ剛性を誇り、そのため静粛性や安定感のある走りを実現させています。
2代目アクアは初代と同じく全車5ナンバーのコンパクトボディですが、具体的なサイズは以下のとおりです。
4WD車の場合は、全高が1,505mmにアップします。
2代目アクアの最小回転半径は「B」のFF車のみ4.8m、その他のグレードでは5.2mとなっており、初代と同程度の小回り性能です。またトランスミッションは全車CVT、駆動方式は全てのグレードでFFと4WD”E-Four”が設定されています。
ハイブリッドシステムは大幅な進化を遂げ、最大出力67kW(91ps)を発生する1,490cc直列3気筒エンジンにモーターが組み合わされます。フロントモーターは最大出力が59kW(80ps)ですが、4WD車のリヤモーターはグレードにより違いがあります。
「B」には最高出力3.9kW(5.3ps)のものが採用されますが、それ以外のグレードでは4.7kW(6.4ps)にパワーアップされます。
燃費性能は実走行に近い条件のWLTCモードで、「Z」「G」で33.6km/L(4WDは30.0km/L)、「X」では34.6km/L(4WDは30.0km/L)という数値になっています。さらに燃費を極限まで追求した「B」では、FF車が35.8km/L、4WD車でも30.1km/Lという性能を達成しました。
安全装備は、最新の先進安全装備「Toyota Safety Sense」が標準装備されます。対応範囲を拡大したプリクラッシュセーフティやペダル踏み間違い時の急加速を抑制するプラスサポートなどの安全装備に加え、全車速追従型レーダークルーズコントロールやレーントレーシングアシストなどの運転支援機能など、最新の予防安全機能を確保しています。
また2代目アクアのインテリアは、機能をひとくくりに集約することでシンプルかつクリーンな空間を実現させています。加えてソフトな合皮巻きのオーナメントやアームレスト、便利で快適な合皮パワーシートなどが、クラスレスな上質感を演出しています。
もちろんコンパクトカーとして不満のないラゲッジスペースや、60:40の分割可倒式リヤシートなどの高い実用性も持ち合わせています。
2代目アクアの車内サイズは次の通りです。
2代目アクアのグレードとしては、2022年2月時点で「B」「X」「G」「Z」の4つがあります。このうち「B」は燃費性能に特化した廉価グレードにあたるため、実用的に使えるのは「X」以上のグレードになります。
2代目アクアのボディカラーはグレードによって異なり、Bでは「ブラックマイカ」「スーパーホワイトII」「シルバーメタリック」の3色とシンプルなカラーラインアップです。
X以上のグレードになると選択肢が増え、以下の8色が設定されます。
「ブラックマイカ」「アーバンカーキ」「ダークブルーマイカメタリック」「シルバーメタリック」「エモーショナルレッドII」「プラチナホワイトパールマイカ」「クリアベージュメタリック」「ブラスゴールドメタリック」
ユーカーパックの車買取・査定にてアクアをご売却いただいたお客様の口コミ・評判です。