ストリートの豆知識
燃費が良く小回りがきくのが魅力ホンダ「ストリート」
ホンダストリートは、ホンダ技研株式会社が開発し販売している、キャブオーバー型のワンボックス商用バンの軽自動車です。初代は1981年に販売が開始され、1回のモデルチェンジを経験し2代目にて生産を終了しました。
基本的には商用の車ですが、最新モデルでは、ハイマウントストップランプを標準装備するなど、内装的にも快適装備を充実させることで、ファミリーカーとしても通用する車となりました。
1999年の6月に商用ワンボックスワゴンに「バモス」の名称が復活したことで、ストリートの名称は消滅しました。
ストリートのおすすめポイント
ストリートのオススメポイントは、まず軽自動車ならではの経済性能の良さです。高い燃費を誇ります。また、ボディーサイズが小さいために小回りがきき、街中でも走りやすいこともメリットです。
トランク容量も大きく、大きな荷物が積みやすいことも挙げられます。シートアレンジをすれば、自転車などのお大きなものも乗せることが可能です。
走りに安定感があり、乗り物酔いがしにくいということにも定評があります。商用だけではなくファミリーカーとしても利用できます。
ストリートのデザイン(外観・内装)
ストリートの外観は、飾り気のないシンプルなワンボックスカーです。基本的には直線的なデザインですが、ルーフには曲線が採用され未来感が演出されています。
内装についてはシンプルにまとめ上げられたつくりとなっていますが、ドライバーズシートまわりは運転しやすい操作系となっています。
室内空間については、軽自動車にもかかわらず広さを感じさせるつくりとなっています。後部座席のシートアレンジにより大きな荷物を積むこともできます。
ストリートの走りやすさや乗り心地
ストリートの加速性能については、街乗りであれば十分です。高速道路などでは少々物足りなさを感じることがあるかもしれません。
車内では、静粛性には少々劣りますが、エンジンの音がよく聞こえますので、マニュアル車に乗っている場合は、ギアチェンジが行いやすいでしょう。
サスペンションは若干硬めのセッティングとなっているので、ゴツゴツした路面では少々跳ねることもありますが、舗装路を走る上ではフワフワした感じがないので、車酔いなどはしにくいでしょう。
ストリートの燃費/排気量
ストリートには、656ccのエンジンが搭載されています。軽自動車でボディーが軽めですので、このエンジンでも街中を走行する程度であれば問題はありません。
また、燃費が良いのが魅力で、レギュラーガソリンでは、1Lあたり12.88km走り、ハイオクガソリン使用では、1Lあたり12.54km走ることができます。
あまり遠出をせず高速道路などを利用する機会が少ないのであれば、このエンジンで十分に満足できるでしょう。