買取相場・下取り相場データ(2024年11月現在)
買取相場価格 | 217.3万円〜270.1万円 |
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下取り相場価格 | 188.1万円〜227.2万円 |
年式 | 2020年(令和02年) |
走行距離 | 1万km |
買取相場価格 | 217.3万円〜270.1万円 |
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下取り相場価格 | 188.1万円〜227.2万円 |
年式 | 2020年(令和02年) |
走行距離 | 1万km |
高い人気を誇り、RVブームを巻き起こしたパジェロですが、中古車としての評価はどうでしょうか。相場価格の推移を確認していきます。
まずは初代モデルですが、まさに状態次第といった推移となっています。距離が薄く程度の良いものにはそれなりの高値が付いていますが、反対に程度の悪いものは、部品取りやボディの資源としての価格となっています。
2代目モデルは、3万km程度までの低走行車かつボディ状態の良いものは、比較的に高値での取引が多いです。ただ年式も古くなってきていますので、初代モデル同様、過走行や程度の悪いものはあまり期待できません。
しかし、パジェロエボリューションは例外となります。高額取引が多数存在し、低走行で状態の良いものは、プレミアとも呼べる価格が付いています。また、状態が平均的な個体や修復歴のある個体であっても、通常グレードより高い価格が付いています。
3代目モデルも同様です。程度の良い低走行個体には非常に高値が付いていますが、それ以外は厳しい部分があります。とは言え年式が新しい分、先代や初代よりは平均的に高値での取引が多いです。
最終型となった4代目モデルは、先代以前と比較すると価格帯がワンランク上での取引となっています。低走行で程度の良い個体は、高い金額での取引も多数存在します。その反面で修復が著しいものや、サビや腐食の程度が酷いものなどは、かなり低い金額での取引となっています。平均価格こそ高いですが、状態によっての価格差も最も大きくなっているモデルとも言えます。
また、最後の特別仕様車である「ファイナルエディション」は頭一つ抜けた取引価格となっています。国内最終モデルなだけあって価値が高いとされているようです。
人気のボディカラーはパール系とブラック系です。これらはプラス評価が付きやすく買取価格も期待できるカラーとなります。また、各種2トーンカラーやシルバー、グレー系も安定しています。
全体の傾向として、モデルサイクルが長いロングライフ車種の為、同じモデルやグレードでも年式や走行距離で価格に開きが出る傾向にあります。また、オフロード走行やクロスカントリー走行でハードに使用されていたケースもあるので、粗悪な個体も少なくありません。そうした背景が、状態の良い個体とそうではない個体との価格差に拍車をかけています。
パジェロは終売した車種です。一部の特別仕様車や限定車を除くと価格が低下していくことが予想されます。そのため、パジェロの売却をお考えであれば、早めの売却をおすすめいたします。
パジェロは三菱の中で今なおトップクラスの人気を誇る車種です。流通台数も多く、RVブームの一端を担いました。そのため条件が良ければ、ディーラーでも下取り車として高価査定が付きやすいですが、本当に高値なのか確認するためにも、買取店で客観的な評価をしてもらい、買取価格を比較することをおすすめします。
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三菱フォルテのシャシーをベースに開発され、1982年から1991年まで販売されていました。
ボディ形状は「メタルトップバン」と「キャンバストップ」、「メタルトップワゴン」と「ロング」となります。「ロング」にはハイルーフとミッドルーフがありました。また、「メタルトップバン」と「キャンバストップ」は貨物登録となります。
エンジンは直列4気筒の2.3Lディーゼルエンジン、同型エンジンのターボ搭載モデル、直列4気筒の2Lガソリンエンジンが用意されていました。その後、ガソリンエンジンにもターボモデルが追加ラインナップされました。
後期型へのマイナーチェンジの際には、ディーゼルエンジンは2.5Lへの排気量アップが行われ、ガソリンエンジンには、3.0LのV型6気筒エンジンが新たに設定されました。
ミッションは4速ATと5速MTが組み合わせられます。
1991年に登場した2代目モデルのボディ形状は、ショートホイールベースの「Jトップ」と「メタルトップ」、ロングホイールベースの「ミッドルーフ」と屋根の一部がハイルーフとなった「キックアップルーフ」と各2種類ずつのラインナップとなっていました。
フルモデルチェンジ当初は3LのV型6気筒エンジンと、2.5Lのディーゼルターボエンジンの2種類のエンジンラインナップでした。その後マイナーチェンジごとに改良や追加が行われていきます。
1993年のマイナーチェンジでは、3.5LV型6気筒エンジンと2.8L直列4気筒ディーゼルターボエンジンが追加となります。
その後、1996年のマイナーチェンジで、グレード追加に伴い、2.4L直列4気筒エンジンが新たにラインナップされます。
さらに、1997年のマイナーチェンジにおいては、3.5LV型6気筒エンジンが改良され「GDI」をV型エンジンとしては世界初搭載します。また、3LV型6気筒の6G72型エンジンはこのマイナーチェンジで24バルブ化され、パジェロの伝統とも呼べるエンジンに進化を遂げます。4代目まで継続採用され、パジェロで最も長い歴史を持つエンジンとなります。
ミッションは4速AT、5速AT、5速MTが搭載されます。
2代目モデルの派生モデルとして、1997年に登場した「パジェロエボリューション」が存在します。ショートのメタルトップがベースとなり開発されました。
エンジンには6G74型の3.5LV型6気筒エンジンを搭載します。また三菱の可変バルブタイミング機構である「MIVEC」を搭載します。ミッションは5速のMT、ATの双方が用意されていました。
通常タイプのパジェロと異なり、エアロパーツや大型のワイドフェンダー、リヤスポイラーなどを装備します。
また、フロントグリルの開口部の面積の拡大、ボンネットエアダクトの設置、フェンダーにもエアアウトレットが設置されるなど冷却性能の向上も行われています。さらに、ボンネットやスキッドプレートにアルミを採用するなど、軽量化にも余念がありません。ほかにも、ヘリカルLSDとビスカスLSDを複合させた「ハイブリッドLSD」の搭載するなど専用装備が多数採用されています。
1999年に登場した3代目モデルでは、シャーシは従来までとは異なり、ラダーフレーム・ビルトイン・モノコックボディとなります。この変更により、軽量化をしつつの剛性強化や操縦安定性、乗り心地の改善を果たしました。
ボディ形状はショートとロングの2タイプを設定し、それまでのオーバーフェンダーをつけた姿を廃止し、3ナンバーサイズへの大型化が図られました。
エンジンは、発売当初は先代同様の3.5LV型6気筒GDIエンジンと 3.2L直列4気筒ディーゼルエンジンのみでした。その後3LのV型6気筒ガソリンエンジンが追加されました。
また後のマイナーチェンジでは、3.5L V型6気筒GDIエンジンを廃止し、 3.8L V型6気筒エンジンに変更が行われました。
ミッションは、4速AT、5速AT、5速MTの3種類となっています。
2006年に登場した4代目モデルでは、シャーシは先代から継承されたものを使用しているものの、先代以上のボディ剛性を獲得しています。ボディ形状も先代同様ショートとロングの2パターンが用意されています。
ボンネットフードにアルミを採用するなど、大幅な軽量化が行われており、運動性能が向上しています。
発売当初は3.8L V型6気筒エンジン搭載されました。ロングとショートで出力差が有り、ロングは252ps、ショートで249psとわずかながら違いがありました。ほかにも、3L V型6気筒エンジンもラインナップされていました。その後、長期規制をパスした3.2L 直列4気筒ターボエンジンを追加設定しました。
最終的には、ポスト新長期規制をクリアしたクリーンディーゼルエンジンとして、改良型の3.2L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンが搭載され、パジェロ史上最大トルクとなる45.0 kgfを発生させるエンジンとなりました。
ミッションは、先代同様4速AT、5速AT、5速MTの3種類となっています。
2019年4月に「パジェロ ファイナルエディション」が発売され、2019年8月に国内での生産が終了しました。
ユーカーパックの車買取・査定にてパジェロをご売却いただいたお客様の口コミ・評判です。