クルーズの豆知識
ゼネラルモーター社と共同開発!スズキ「クルーズ」の特徴・おすすめポイント
スズキのクルーズ(シボレー・クルーズ)は、2001年から2008年までスズキ自動車が販売していた、コンパクトなハッチバックカーです。その開発はスズキとゼネラルモーター社の共同開発にて行われました。
初代のスイフトをベースに作られた車で、車体デザインはゼネラルモーター社が担当し、SUV風のデザインとなっています。
エンジンは直列4気筒のDOHCの1.3リットルと、1.5リットルのラインナップがありました。駆動方式は、FFの他にも電子制御のパートタイム4WDが用意されていました。
なお、2009年からGMが同名の車種を世界各国で販売していますが、名前が同じだけで他に共通点はありません。
クルーズのおすすめポイント
クルーズのおすすめできるポイントは、スポーティーな運転が楽しめるところです。
エンジンはスズキが担当して開発し、DOHCの可変バルブタイミング付きのパワフルなエンジンが搭載されたため、キビキビとした走りを楽しむことができます。
足回りについては、ゼネラルモーター社が担当し、コーナーリング時にも安定した走りが味わえます。
4WDモデルを選択した場合も、スイッチにてFFと4WDを切り替えることができるので、FFの良さと4WDの良さを両方楽しむことができます。
クルーズのデザイン(外観・内装)
クルーズは、ボディーデザインをゼネラルモーター社が担当したため、日本車とは違ったアメリカライクなデザインです。また、SUVライクに設計されていますので、スポーティーでオシャレな雰囲気もあります。
内装については、かなりシンプルな感じがしてしまいます。ただし、スイッチやレバー類の配置は最適化されているため運転のしやすい車です。
シートはこのクラスの車にしては大型のシートが採用されていて、上質な座り心地が体験できます。
クルーズの走りやすさや乗り心地
クルーズは、さほどパワフルな走りができるわけではありませんが、町中を走るには丁度良いパワーでしょう。
4WDモデルを選択した場合は、電子制御カップリング方式のため、4WD AUTOモードを選択しておけば、滑りやすい路面などを自動的に検知して安定した走りを実現してくれます。
サスペンションは比較的硬めに設定されていますので、ゴツゴツとした乗り心地ではありますが、その分運転者にとっては路面の感触をダイレクトに味わうことができます。
クルーズの燃費/排気量
クルーズには、1.3リットルと1.5リットルのエンジンラインナップがあります。
エンジンはDOHCの可変バルブタイミング方式が採用されていますので、1.3リットルエンジンでは88馬力、1.5リットルエンジンでは110馬力となります。
燃費については、FFと4WDの駆動形式により異なってきます。1.3リットルのFFタイプであると1Lあたり18km、4WDタイプであると1Lあたり17km、1.5リットルエンジンのFFタイプであると1Lあたり17km、4WDタイプであると1Lあたり16.2kmとなります。