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307CCは、プジョーが2001年から2008年まで生産していた、クーペカブリオレタイプの乗用車です。
エンジンは、2リットルタイプが搭載されていて、チューンナップされたSportというグレードも存在していました。
スタイリングも上品で、優れた運動性能があり、カブリオレタイプのため解放感を味わいながらのドライブが可能です。カブリオレタイプでありながら、電動にてルーフを出すこともできますので実用性の高い車です。
307CCの最大の魅力は、カブリオレタイプの車であるため解放感のあることです。
しかも、ルーフを出したい場合には、スイッチ一つでわずか25秒にて開閉が完了します。時速10キロメートル以下であれば走行中でも動作可能ですので、急に雨が降ってきた時なども素早く対応が可能です。
また、カブリオレタイプとなると車内の騒音が気になるところですが、ルーフを閉めるとクーペと同じくらいの静粛性を保てるのも魅力です。
307CCは、ルーフを開けた状態でも閉めた状態でも、抑揚感を持つ流麗なフォルムで、流れるように自然なデザインとなっています。
複雑な造形はないものの、フロントグリルやヘッドランプ周りのデザインは、プジョーらしいデザインが踏襲されています。
内装については、標準で本革シートが採用されているのが嬉しいところです。上級グレードでは、インパネまで全てが革張りが採用されていてとても高級感のある仕上がりとなっています。
307CCには、ターボ付きの直列4気筒エンジンが搭載されています。
特に、307CCの最もスポーティーモデルとなるS16では、太いトルクがあり街中でも走りやすいのが特徴です。
サスペンションやダンパーなどの足回りは、プジョーが伝統的に採用している特性である柔らかめに設定されています。
しかし、コーナーリング時にはしっかりと粘ってくれますので、安定した走りが楽しめます。足回りが柔らかめなので乗り心地も良くなっています。
307CCの最終モデルでは、ターボ付きの直列4気筒エンジンが横置きにてレイアウトされ、FFにて駆動されます。その最大出力は107馬力です。
最大トルクは、250Nmという太いトルクを実現しています。加速力としては、停止状態から100km/hに至るまでは、12.6秒という速さです。
高速道路などでの追い越しを想定した時速80キロメートルから時速120km/hまでの加速時間は13.9秒です。燃費については10・15モードで1Lあたり19.2km走れます。