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ユーカーパックの車買取・査定にてWRX STIをご売却いただいたお客様の口コミ・評判です。
最後のEJ20エンジン搭載車として生産終了を受け、中古車としての価値は高まってきています。全体的な傾向として、リセールバリューが非常によく、取引価格も比較的良好です。
また、走行距離別での取引データでは、低走行ほど価格が付きやすく全体的に緩やかです。
ただし、下記の通り前期モデルと後期モデルでの価格差も出てきていますので注意が必要です。
前期モデル(アプライドA/B/C型)は登場から時間も経過していますので、過走行や修復歴車といった個体も少なくはありません。しかし、走行距離での値下がり幅は他車種と比べる少なく、全体的に緩やかな傾向です。
一方、修復歴車となると大きく値下がりしますので、内外装や機関系、修復歴を含む状態の良さの方が重要となっている様子です。
限定モデルである「S207」は非常に高値で取引されており、「S207 NBR チャレンジパッケージ」となると、さらにワンランク上の取引価格となっています。
対して後期モデル(アプライドD/E/F型)では、走行距離での値下がり幅が大きくなっています。2万km前後で境があり、5万㎞、6万㎞と続けて大きく下落します。
年式が比較的に新しいが故、走行距離が伸びているとマイナスポイントになりやすく、年式に対しての走行距離が重要になってきます。特に特別仕様車は、よりプレミアチックになるので、走行距離が多いとマイナスになります。
状態別では、前期モデルよりも大きく価格差がでてます。修復歴車や内外装の状態の悪いものは、半値程度まで落ちてしまっているケースもあり、走行距離同様の理由となっています。
限定モデルは、後期モデルでも非常に高額で取引されており、中でも「S208 NBR チャレンジパッケージ」が最も高い取引価格となっています。続いて「S208」「EJ20 ファイナルエディション」「タイプRA-R」の順で取引価格となっています。
人気のボディカラーとしては、他車種同様にパール系やブラック系といった定番色も高い人気を誇りますが、スバルのイメージカラーであり、WRマシンを彷彿とさせるブルー系も高い人気を集めます。他の車種と比べると比較的に価格差は小さくなっています。
限定モデルでは、「S207」はブルーの人気が最も高く高値が付きやすくなっています。以降はパール系、ブラック系の評価が高くなっています。また、専用色である「サンライズイエロー」の人気も高いです。
「S208」では、パール系に高値が付きやすいです。また「S208 NBR チャレンジパッケージ」の採用色である「クールグレーカーキ」に最も高値が付いています。
「タイプRA-R」と「EJ20 ファイナルエディション」の場合は、ブルー系に最も高い価格が付き、パール系、ブラック系の順になっています。
人気の装備は、各限定モデルに装備されたカーボンウィングやカーボンルーフ、また、後期以降装備の大径ブレーキキャリパーなどスポーティな装備が挙げられます。
また、アプライドE型以降にしか存在しないサンルーフも希少性が高く、プラス査定になることもあります。
オールレザーパックやアドバンスドセイフティパッケージが付いている場合も高い評価が付きやすいです。
2019年に「WRX STI」の注文が終了し、2021年には「WRX S4」の受付も終了しました。これにより「WRX」シリーズは一旦幕を降ろしましたが、次期型の発表を2021年内にするとスバルの米国部門が明言しています。
このフルモデルチェンジに伴い、限定モデルを除けば、価格の低下の可能性があります。「WRX STI」の売却をお考えの方には、早めの売却をおすすめいたします。
WRX STIは、人気のスポーツセダンで流通台数も多い車です。限定モデルは特に高額になります。そのため条件が良ければ、ディーラーでも下取り車として高価査定が付きやすいですが、本当に高値なのか確認するためにも、買取店やスポーツカー専門店などで客観的な評価をしてもらい、買取価格を比較することをおすすめします。
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スバル WRXは、スバル インプレッサWRXを系譜とする高性能スポーツセダンです。
3代目インプレッサがマイナーチェンジした際に、インプレッサの名が省略表記され、「スバル WRX STI(GRB)」となり、型式も専用のものが用意されました。しかし、3代目は正式名称は「スバル インプレッサ WRX STI」なのは変わらず、その後のモデルチェンジの際に車種としても完全独立し「WRX」となりました。
「WRX」の中でも「WRX S4(VAG)」と「WRX STI(VAB)」が有り、前者はスポーツセダン、後者よりレーシーなピュアスポーツに近い位置付けになります。
WRXという車名の意味は「World Rally eXperimental」です。
「WRX STI」は2014年から2019年にかけて販売され、現在は生産終了となっています。
スバル車は、マイナーチェンジごとにアプライドモデル(年次改良)で区別され、「WRX STI」は初期型のA型から最終型のF型まで分類されます。
パワートレインには、2L水平対向であるEJ20エンジンを搭載し、デュアルAVCSを擁す、ツインスクロールターボとなっています。最高出力は308PSにも到達する、ピュアスポーツに恥じないパワーを持つエンジンです。
なお、WRXは最後のEJ20エンジン搭載車種となっています。
北米や欧州、豪州の場合は2.5LのEJ25エンジンが搭載されます。ミッションはいずれも6速MTが組み合わせられます。駆動方式は4WDのみです。
プラットフォームには、レヴォーグやWRX S4と同様、SIシャシー(SUBARU Intelligent-Chassis)が採用されています。このシャシーとの組み合わせで力強い走りを実現しています。
ブレーキはブレンボ(Brembo)製のものを採用し、フロントが対抗4ポッド、リヤが対抗2ポッドのキャリパーとなっています。また、特別仕様車と中後期モデルでは、対抗6ポッドにグレードアップされています。
ボディカラーは全6色の設定となっており、「アイスシルバー・メタリック」、「マグナイトグレー・メタリック」、「クリスタルブラック・シリカ」、「WRブルー・パール」、「ピュアレッド」の5色に加え、有料色として「クリスタルホワイト・パール」が設定されます。
グレード体系は基本的に「STI」と「STI タイプS」の2種類のみです。
「STI タイプS」では、前期型がBBS製の鍛造アルミホイール18インチを装備、中後期型では19インチアルミホイールを備え、足回りにはビルシュタイン製のダンパーを採用するなど、よりスポーティーに仕上げられています。また、特別仕様車が複数存在します。
合計400台の限定モデルとなっています。
足回りには「DampMaticⅡ」と呼ばれる可変減衰式ダンパーを初採用し、ブレーキ廻りも強化が施されています。フロントがブレンボ製の対抗6ポッドキャリパー、リヤがモノブロックの対抗4ポッドキャリパーとなっています。それらに加え、ドリルドのブレーキーローターが組み合わされ、フロントに至っては2ピース設計のものになっています。また、専用設計のBBS製19インチアルミホイールが与えられています。
「S207 NBR チャレンジパッケージ」では、ドライカーボン製のリヤスポイラーやBBS製の専用19インチアルミなどを追加装備します。また「S207 NBR チャレンジパッケージ イエローエディション」では専用色の「サンライズイエロー」が与えられています。
装備のみならず、パワーアップも図られており、最高出力が328PSまで引き上げられています。
ボディカラーは「アイスシルバー・メタリック」、「クリスタルブラック・シリカ」、「WRブルー・パール」、有料色の「クリスタルホワイト・パール」を含み、全4色を用意します。
特別仕様車として450台限定で「S208」を発売しています。「S207」と同様の装備に加え、さらなるチューニングが実施されており、329PSまで出力が上昇しています。搭載エンジンは「EJ20バランスドBOXER」と呼ばれており、シリアルナンバー入りのプレートがエンジンに貼られています。
また「S208 NBR チャレンジパッケージ」も、「S207」同様に発売し、リヤスポイラーの形状が選択制となっています。いずれもドライカーボンを採用しています。さらに、新しくドライカーボンルーフを採用し、よりレーシーなエクステリアになっています。
ボディカラー「WRブルー・パール」と有料色の「クリスタルホワイト・パール」の2色の設定です。加えて、「S208 NBR チャレンジパッケージ」では、「クールグレーカーキ」が追加となっています。
スバル直系のスポーツブランド STI(スバルテクニカインターナショナル)の創立20周年を記念して、特別仕様車「タイプRA-R」が登場しています。こちらも500台限定となっています。
より軽量化したボディに、「S208」と同様の「EJ20バランスドBOXER」エンジンを搭載し、329PSを発生させます。エンジンには、RA-Rのプレートを装着、専用マフラーや、専用のBBS製18インチアルミホイールを装備するなど、各所に専用装備が与えられています。
ボディカラー「WRブルー・パール」、「クリスタルブラック・シリカ」、「ピュアレッド」の3色に加え、有料色から「クリスタルホワイト・パール」をラインナップします。
また、2018年にはもう1モデル発売されています。
こちらは群馬県のスバルディーラー 富士スバルが発売したコンプリートカーです。50台のみの限定販売とされています。世界ラリー選手権にスバルから参戦していたドライバーの新井敏弘氏が監修をおこない、アライモータースポーツ協力のもとで開発された車両になります。
ラリーで培った技術がふんだんに盛り込まれ、WRX史上最もパワフルなエンジンに仕立て上げられており、その出力は380PSを記録します。
チューニングには、HKS製のタービン(GTⅢ RS スポーツタービンキット)に加え、同じくHKS製のスーパーターボマフラーやメタルキャタライザーを使用、シリアルナンバー入りの専用のレカロシート(SR-6ベース)などが装備されます。また、TC380の専用オーナメントやシリアルプレートがトランクリッドやエンジンルームなどに散りばめられています。
変更点を除く装備は、ベース車の「WRX STI」に準ずるものとなっております。
EJ20エンジンの生産終了に伴い販売されたモデルです。555台のみの限定販売とされ、販売予定台数を上回った場合は抽選となり、倍率はおよそ24倍と、恐ろしいまでの人気となりました。
また、専用のパワーシート付のレカロシートやアドバンスドパッケージを装備した「STI EJ20ファイナルエディション フルパッケージ」も発売されています。
装備には、EJ20 Final Editionオーナメントがエンジンルームに用意され、ゴールドのBBS製19インチアルミホイールやウルトラスエードのステアリングホイールなどの専用装備が各所に採用されています。
ボディカラーは全3色の設定で「WRブルー・パール」、「クリスタルホワイト・パール」、「クリスタルブラック・シリカ」が用意されています。
搭載されているエンジンはバランスドエンジンで、ピストンやコンロッドをはじめ、クランクシャフトやフライホイールなどのパーツのバランス取りがおこなわれているため、レーシングカーさながらのフィールを実現させています。
具体的には、一般的な量産車より回転系パーツの重量公差・回転バランス公差の低減を図っており、ピストン&コンロッドは重量公差を50%低減、クランクシャフトは回転バランス公差の85%を低減、フライホイール&クラッチカバーは回転バランス公差の50%低減がおこなわれております。
8000回転までスムーズに回るエンジンとなり、最高出力としては308PSをマークします。まさにスバルとSTIの技術の集大成で、究極のEJ20エンジンに仕上がっています。
ユーカーパックの車買取・査定にてWRX STIをご売却いただいたお客様の口コミ・評判です。