買取相場・下取り相場データ(2024年11月現在)
買取相場価格 | 151.7万円〜191.2万円 |
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下取り相場価格 | 133.8万円〜160.6万円 |
年式 | 2021年(令和03年) |
走行距離 | 2万km |
買取相場価格 | 151.7万円〜191.2万円 |
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下取り相場価格 | 133.8万円〜160.6万円 |
年式 | 2021年(令和03年) |
走行距離 | 2万km |
スズキ ジムニーは現在新車で購入できる唯一の本格的クロカン軽自動車として、日本のみならず世界中で非常に高い人気がある車種です。そのため、新車だけでなく中古車の需要も非常に高く、通常の買取相場のセオリーがあまり当てはまらない、ある種"特殊な車"だと言えます。
具体的には、走行距離や年式、モデルチェンジによる買取価格の低下は一般的な車種と比べても少なめです。
また、ジムニーは高い悪路走破性はあらゆる走行シーンに対応するため、過酷な環境やシーンで使用されることの多い車種です。そのため、傷や凹み、修復歴のある車、カスタマイズされた車(改造車)の流通も一般的な車種と比べると割合が高い傾向ですが、車両コンディションによる査定評価の低下は比較的少なく、全く価格がつかないというケースはほぼ無いといってよいでしょう。ただし、修復歴がある場合、頑丈なラダーフレームを持つジムニーであっても査定評価は大きく下がります。
逆に修復歴がなく、車両コンディションの良い車は非常に希少性が高く、高い査定額となる可能性があります。
なお、降雪地域や海の近くで使用されている車やオフロード走行の多い車の場合、ボディや下回り等にサビや腐食が出やすくなるため注意が必要です。サビ・腐食を防ぐためにはこまめに洗車を行うこと、防サビコーティングなど事前の対策をとっておくことが重要です。
また、ジムニーは専門店も多く存在し、ディーラーの下取り価格よりも高い買取価格が期待できます。 専門店での買取の場合は社外パーツやリフトアップなどのカスタムも付加価値とされ、プラス評価の対象となります。
ここからは、歴代モデルとして、2代目の最後期モデル(JA12・JA22型)、3代目モデル(JB23型)、4代目・現行モデル(JB64型)の歴代モデル別の買取・査定ポイントについて解説していきます。
ジムニー2代目モデルの中でも最も後期モデルとなるJA12型・JA22型は1995年に発売が開始され、3代目モデルへのモデルチェンジまでの約4年間のみ販売されたモデルです。
JA12型とJA22型はともに同時期に発売され、外観では大きな差異はありませんが、メカニズムの面で違いがあります。JA12型は前モデル(JA11型)を継承したSOHCターボエンジン(F6A型)を搭載する一方、JA22型 には新たにDOHCターボエンジン(K6A型)が搭載され、高速走行も考慮した乗用車的な用途にも使いやすい特性となっています。また、パワーステアリングの方式でも違いがあり、JA11型は油圧式、JA22型は電動式を採用しています。
JA11型・JA12型は発売終了から四半世紀を経過していることから流通台数も年々減少傾向となっています。
走行距離は10万km超が大半を占める中、10万km未満の場合は希少性が高く、40万円を超える査定額となる場合があります。
トランスミッションでみると、ATとMTで同程度の流通台数ですが、査定額でみるとMTの方がやや評価は高めの傾向です。
グレードでみると、JA11型が乗用タイプの「XL(ターボ)」「XB(ターボ)」「XS(ターボ)」、幌タイプの「CC」、バンタイプの「HA」、JA22型が乗用タイプの「XC(ハードトップ ターボ)」、パノラミックルーフ「YC(ターボ)」がラインナップされています。加えて、JA11型が「XLリミテッド」、JA22型が「ワイルドウインド」「ランドベンチャー」「フィッシングマスター」といった特別仕様車が登場しています。流通台数は「ランドベンチャー」「ワイルドウインド」の2つで全体の半数超となっています。
その他、車両コンディションや装備・カスタムの程度によって査定額に差が出る傾向です。
JA12・JA22型の買取実績の詳細はこちらをご覧ください
1998年から2018年の現行モデル(JB64型)登場まで発売されていた先代モデル(3代目:JB23型)は、20年もの長期に渡って生産されたモデルで、改良時期によって1型から10型まで分類されており、モデルが新しいほど買取価格は高くなり、同じJB23型であっても価格差が生じています。
走行距離でみると、走行距離が短いほど高値が付きやすいですが、特に3万kmまでの低走行車かつ車両コンディションの良いお車は100万円を超えるケースもあり、高価買取が期待できます。また、10万kmを超える過走行車であっても、10万円~数十万円の査定額が付く場合があります。
グレードでみると、通常グレードの「XC(ターボ)」「XG(ターボ)」「XL(ターボ)」「XA(ターボ)」と比べて、特別仕様車の「ランドベンチャー」や「ワイルドウインド」「X-Adventure(クロスアドベンチャー)」の人気が高く、相場価格も高めでの取引となります。
ボディカラーでみると、ブラック系の「ブルーイッシュブラックパール3」とパール系の「パールホワイト」「パールホワイト2」が定番の人気色として高値が付きやすい傾向です。また、ランドベンチャーに設定されている「グローブグリーンパール」「エバーグリーンパールメタリック」などグリーン系の人気も高いです。一方でシルバー系、グレー系、ブルー系のカラーは高値が付きにくい傾向です。
査定評価が上がりやすい装備や条件としては、禁煙車、カーナビ(メーカー純正、社外問わず)、ETC、ドライブレコーダーが挙げられます。また、リフトアップや社外マフラー・バンパーによるカスタムも場合によってはプラス評価となります。
JB23型の買取実績の詳細はこちらをご覧ください
現行モデルは2018年の発売開始以来、新車人気が非常に高く、納期が依然として長期に渡っているため、走行距離が短く車両コンディションが良いお車に対しての需要が非常に高く、査定額が新車価格と同程度となる場合があります。
走行距離は少ないほど評価は高くなりますが、走行距離による価格差は一般的な車種よりも小さめです。それでも価格が変動する境界として3〜4万kmという目安があり、それを超えた車両の下落幅は少し大きくなります。
2021年9月と2024年2月に一部仕様変更が行われていますが、いずれも小変更に留まっており、仕様変更前後で相場価格に大きな差は見られません。2024年3月時点では特別仕様車は発売されておらず、通常グレードのみのラインナップとなっていますが、最上級グレードである「XC」が流通量全体の8割超を占め、相場価格もその他グレード(XL、XG)との新車価格の差以上に高くなっています。
ボディカラーによる価格差は一般的な車種と比べると比較的に少なめですが、ブラック系「ブルーイッシュブラックパール3」とパール系の「ピュアホワイトパール」(XCのみ設定)の評価が高めです。また、定番人気色以外にもグレー系「ミディアムグレー」グリーン系「ジャングルグリーン」、ベージュ系「シフォンアイボリーメタリック」も評価が高くなっています。
トランスミッションでみると、従来モデルではATよりもMTの方がニーズが高く相場価格も高めの傾向でしたが、現行モデルでは一般ユーザーへの人気の高まりが影響してか、MTと比べてATの方が10~20万円程度高い相場価格となっています。流通量でみても約8割がAT、MTは2割弱となっており、これまでと傾向が異なっています。
査定評価が上がりやすい装備や条件としては、禁煙車、カーナビ(メーカー純正、社外問わず)、ETC、ドライブレコーダーが挙げられます。
JB64型の買取実績の詳細はこちらをご覧ください
ジムニーは年式や車両コンディションを問わずニーズの高い車種のため、ディーラーでの下取りだけでなく、中古車流通相場が反映されやすい買取専門店やジムニー専門店での査定を必ず行うようにするとよいでしょう。
特に低年式や過走行車については、ディーラーの下取り査定の場合、低額での買取やゼロ円引き取りと言われる場合があり、市場の価値が正しく反映されにくい傾向です。
また、リフトアップやカスタムを施したお車の場合は、改造内容をきちんと評価してもらえる専門店に査定を依頼するのをおすすめします。
なお、ユーカーパックは買取専門店やジムニー専門店など、全国8000店以上が参加する車買取サービスです。たった一回の査定だけで一番買取価格の高い業者に売却することが可能です。そのため、高価買取のチャンスが高く、ご利用いただいたお客様からも非常に高い評価を頂いております。
ジムニーの買取・売却なら、最大8000店以上が参加するクルマ買取オークション ユーカーパックをぜひ利用してみましょう。
スズキ ジムニーは、スズキが1970年から50年以上生産している、本格的な4WDの軽自動車です。その走行性能と乗り回しやすさから根強い人気を誇りますが、2018年に20年ぶりとなるフルモデルチェンジで登場した現行モデルは、納車時期の目処がつかないほどの圧倒的な人気車として知られています。
歴代ジムニーは、一貫して「副変速機付四輪駆動・ラダーフレーム・リジットサス」を採用し、山道や雪路でも抜群の走行性能を誇る本格派SUVとして、国内外問わず高い人気を誇ります。
長い歴史を持つジムニーですが、フルモデルチェンジはわずか4回と、長いモデルライフが特徴です。
2018年7月に行われたフルモデルチェンジでは、 衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報の搭載など安全装備が充実したほか、「小型ジープ」とも称される高いデザイン性で、スズキ初のグッドデザイン金賞を受賞しています。
また、全グレードで5速MTを選べるのは、車好きにとっては嬉しいポイントです。カスタムも盛んで、現行型の発売以降、多くのカスタムメーカーからカスタムパーツが相次いで発売されています。
「ジムニスト」とも呼ばれるジムニーファンは非常に多く、カスタム専門誌も多数出版されているほどです。カンガルーバーをつけてワイルドにしてみたり、車体を上げて悪路の走行性能をさらに上げたりなど、自分のライフスタイルに応じて改造ができるのもジムニーならではの楽しみ方といえます。
先代モデルにあたるJB23型は、1998年から2018年と20年にわたり生産されていました。モデルライフ中何度かの改良やマイナーチェンジが施されており、その時期によって1型から10型までモデルが分類されます。
大ヒット作ではないもののジムニーの売れ行きは安定しており、JB23型もコンスタントに年間10,000台以上を販売していました。
先代ジムニーは歴代モデルとスタイルの方向性が異なり、若干丸みがかった柔らかいデザインになっています。
一方、高い悪路走破性を維持するため、ラダーフレームの採用やパートタイム式の4WD、リジッドアクスルというサスペンション方式などはそれまでの世代に共通します。
先代モデルの車内は快適とはいえないまでも、他車と乗り比べない限り大きな不満は感じられません。日常の実用性も決して高くはありませんが、ジムニーは他の車種では走れない悪路で真価を発揮するモデルのため、実用性を追求する人はあえてジムニーを選ぶことはないでしょう。
最小回転半径は4.8mで、ライバル車である三菱 パジェロミニやダイハツ テリオスキッドなど、大径タイヤを履くモデルと同程度に収まります。シート高があり視界も他車種より高いため、見切りのしやすさも特徴のひとつです。
先代ジムニーの全長・全幅は軽自動車規格いっぱいのサイズで、具体的には以下のとおりです。
ルーフレールが装着される一部モデルは、全高のみ1,715mmになります。
先代ジムニーに搭載されるのは、信頼性に優れるK6A型658ccの直列3気筒ターボエンジンです。ターボエンジンにより、パワーの必要な泥地でもしっかりとしたトルクを発生させています。
トランスミッションは、5速MTと4速ATから選ぶことができます。駆動方式は全車がパートタイム4WDですが、世代により副変速機の操作がシフトレバーだったりスイッチだったりという違いがあります。
燃費性能はJC08モードで、MT車が14.8km/L、AT車は13.6km/Lとなっています。軽自動車の中では燃費が劣りますが、ジムニーに高い燃費性能を求めるのは酷というものです。
先代ジムニーの車内サイズは次の通りです。
ジムニーは軽自動車の中でも長いボンネットのため、室内長は今の軽自動車では短いレベルです。3ドアということもあり乗降性もよくありませんが、分割可倒式のリヤシートを搭載することで、最低限の実用性は確保しています。
先代ジムニーは20年にわたって生産されていたため、グレード構成や特別仕様車が多岐にわたります。全てのグレードは紹介しきれませんが、末期のグレードとしては「XG」「XC」が、特別仕様車として「ランドベンチャー」がありました。
ボディカラーも世代によって異なり、他の車種よりはシンプルなラインアップとなっています。デビュー時のカラーは「スペリアホワイト」「シルキーシルバーメタリック」「アンタレスレッド」「キプロスブルーメタリック」の4色がありましたが、末期のカタロググレードでは「スペリアホワイト」「シルキーシルバーメタリック」「ノクターンブルーパール」の3色のみが用意されていました。
2018年のフルモデルチェンジで、長い間熱望されていた現行型ジムニーが満を持して登場しました。発表とともにオーダーが殺到し、ディーラーでも正確な納期が把握できないほど生産ラインはフル稼働し続けています。
現行型ジムニーのエクステリアは、丸型ヘッドランプや5スロットグリル、クラムシェルボンネットフードなど、先祖返りともいえる伝統のデザインアイコンが特徴です。ジムニーならではの角ばったボディも先代から大きく変化しており、昔のジムニーに思いを馳せるファンを喜ばせています。
インテリアはシンプルなつくりで、機能性を突き詰めたデザインはむしろ潔さを感じさせます。
予防安全装備のスズキセーフティサポートはほとんどのグレードで装着・非装着を選択できますが、「XC」の5MT車は装着車を選べないので注意しましょう。
最小回転半径は4.8mで、先代モデルの4.6mからには及ばないものの、他の軽自動車よりは排気量の違うクロスカントリー車がライバルといえるジムニーは、それらのモデルと比較すれば取り回しのしやすさは別格です。
先代までのジムニーから大幅に舗装路での走行性能も改善され運転しやすくなっているのも、現行型ジムニーの隠れた長所です。他車種と比べない限り、また多人数乗車せずにひとりで走行する限りにおいては、静粛性や加速性能などに不満を感じることがないかもしれません。
現行型ジムニーは全長・全幅ともに軽自動車規格いっぱいで、サイズは以下のとおりです。
搭載される658cc直列3気筒エンジンは、R06A型に進化しました。低回転域のトルクが豊かなこのエンジンにターボを組み合わせることで、いっそう使いやすい特性になりました。
ジムニーは現行モデルでも、トランスミッションには5速MTと4速ATが採用されています。もちろんパートタイム式の4WD車のみで、走行モードを切り替えることで様々な路面に対応します。
WLTCモードで測定した現行ジムニーの燃費性能は、5速MT車で16.2km/L、4速AT車で13.2km/Lと際だった特徴がありません。白ナンバーの登録車でもジムニーより燃費性能が優れているモデルはたくさんありますが、過酷な使用条件に耐えうるオンリーワンの存在として、ジムニーの燃費性能を気にする人はほとんどいないでしょう。
現行型ジムニーの車内サイズは次の通りです。
先代と比べた場合、室内高はほぼ同じで、室内長と室内幅は若干サイズアップされています。
絶対的な居住性や実用性に優れているとはいえませんが、「XL」グレード以上に採用される左右独立のリヤシートはリクライニングも可能なので、人数を乗せても室内を広く使うことが可能です。
3ドアで乗降性もあまり高くありませんが、最低限のスペースは確保されています。ジムニーにフル乗車する機会はあまり考えられませんが、緊急時にも問題なく使えます。
スズキジムニーの現行モデルには、最上位の「XC」やエントリーモデルの「XG」に加え、中間グレードである「XL」の3つがあります。このうち「XG」と「XL」には、スズキセーフティサポートが装着されないモデルも設定されています。
選べるボディカラーはグレードにより違いますが、最上位の「XC」では以下の12色が用意されています。
このうち単色としては、「ブルーイッシュブラックパール3」「ジャングルグリーン」「シルキーシルバーメタリック」「ホワイト」「キネティックイエロー」「シフォンアイボリーメタリック」「ブリスクブルーメタリック」「ミディアムグレー」の8色があります。
「XC」にのみ設定される2トーンカラーは、ブラックルーフが組み合わされる「キネティックイエロー」「シフォンアイボリーメタリック」「ブリスクブルーメタリック」に加え、キネティックイエローではブラックトップとの組み合わせもチョイスできます。
ユーカーパックの車買取・査定にてジムニーをご売却いただいたお客様の口コミ・評判です。