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ユーカーパックの車買取・査定にてアルトワークスをご売却いただいたお客様の口コミ・評判です。
中古車市場でのアルトワークスの価格の推移を確認していきます。
550ccまでの旧規格モデルについては、非常に低価格での取引が多くなっています。流通数が少なく希少価値がある反面、年式が古く、過走行や状態の悪い個体が大半を占めるため、高値はあまり期待できません。また、程度によっては値段をつけること自体が難しいケースもあるようです。
660ccの新規格に対応した2代目後期モデル、3代目モデル、4代目モデルは、近い価格帯で推移しており、旧規格モデルと比較すると、多少の値は付いています。しかし、旧規格モデルと同様に状態の悪いものには価格が付かない場合もあります。ただし「ワークスR」は例外で、非常に高い価格が付いています。程度次第ではありますが、通常のグレードと異なり、若干の高値は期待できます。
ミッションやグレードによる大きな価格差は見られず、基本的には状態次第で価格が決まります。
現行型となる5代目モデルにスポットを当ててみると、全体の傾向として4WDモデルやMTモデルの方が高く取引されています。
走行距離別では、低走行であればあるほどその分高値が期待でき、走行距離が伸びるほど価格が低下していきます。過走行車は低走行車と比較すると半値程度まで下がってしまうケースもあります。
修復歴車や内外装の状態が悪いものも過走行車同様で、大幅な価格の低下が見られます。
また、年式は基本的に低年式であればその分高値が付きやすいです。最も新しい3型が高値での取引が多く、2型、1型と続く形となっています。
ボディカラーでは、専用色である「スチールシルバーメタリック」「ブリスクブルーメタリック」が高値での取引が多く人気となっています。また通常色ではパールやブラックといった定番色が人気を集めています。
人気の装備としては、各種安全装備が挙げられます。特に、2型以降はエマージェンシーストップシグナルが標準搭載になるなど、安全装備の拡充が図られており人気となっています。
また、スポーツモデルということもあり、メーカーや程度にもよりますが、モンスタースポーツ(旧スズキスポーツ)などの社外品パーツが入っていても、他車種と比べると大きなマイナス評価にはなりにくい傾向です。
現行型のアルトワークスは2015年に登場し6年が経過し、フルモデルチェンジの噂も出始めています。新型が登場すると乗り換えによる需要が増え、流通台数が増加し、相場価格が低下する傾向が大半です。そのため、アルトワークスの売却をお考えの方は、早めのご売却をおすすめいたします。
アルトワークスはスズキの軽自動車ラインナップの中でも、唯一のスポーツモデルとなっており、非常に人気の車種となっています。セカンドカー需要も高く、流通台数も少なくありません。
そのため、条件が良ければディーラーでも下取り車として高価査定は付きやすいですが、本当に高値なのか確認するためにも、買取店で客観的な評価をしてもらい、買取価格を比較することをおすすめします。
アルトワークスの買取・売却なら、8000社以上が参加するクルマ買取オークション ユーカーパックをぜひ利用してみましょう。
アルトワークスは、スズキが販売するスポーツタイプの軽自動車です。ベースとなっている車種はアルトです。
アルトワークス自体は2代目アルトのタイミングで初代アルトワークス登場し、その後4代目まで販売されました。その後、ベース車となるアルトのフルモデルチェンジ(6代目アルト)のタイミングで一度廃止となっていましたが、8代目へのモデルチェンジに際し15年ぶりに復活を果たしました。そのため、モデルが存在しなかった期間の前後を合わせると、アルトワークス自体は直近のモデル(HA36S)まで5代に渡る車種となっています。
今回は、アルトワークスの歴代モデルの特徴とあわせて、買取売却のポイントについてご紹介します。
初代アルトワークスは1987年に登場し、ライバル車であるダイハツ ミラのハイパフォーマンスグレードである「TR-XX」が最高出力52psを登場させたことに対抗して開発され、のちに軽自動車の性能を世に知らしめる1台となります。
パワーユニットには、F5A型550cc水冷直列3気筒DOHC4バルブインタークーラーターボEPIエンジンを搭載し、最高出力は64psを発生させます。
当時の軽自動車の排気量は550ccであることを踏まえると破格の性能であると言えます。また、これらのスペックは現在まで続く軽自動車の64馬力を上限とした馬力の自主規制を作るきっかけにもなりました。
また、通常モデルより容量の大きいラジエーター、ローコンプピストン、強化コンロッド、強化鍛造クランク、水冷IHI製RHB31CWタービン、EPI、アルミ製インタークーラー等のチューニングが施されています。
グレードは、FFの「RS/S」と「RS/X」、フルタイム4WDの「RS/R」の3種類が用意されていました。FFは「CA72V」、4WDは「CC72V」と型式で見分けが付くようになっています。また、「RS/X」と「RS/R」はエアロ装着グレードとなっています。
1988年9月にベース車アルトのフルモデルチェンジ(3代目)が行われ、それに伴いアルトワークスも新しくなります。先代とは異なり、ワークス専用のデザインが用意されています。丸目2灯のヘッドライトにエアロバンパーといった外観で、「アルトワークスといえばこのデザイン」と印象づけられたモデルです。
パワーユニットは前期モデルは先代同様にF5A型エンジンが搭載されます。1990年になると軽自動車の新規格に適合する660ccのF5B型エンジンに入れ替わりが行われます。
駆動方式は先代と同様にFFと4WDの2種類です。また、先代からこのモデルの550ccモデルまでは4ナンバー登録となります。
グレードは「RS/S」「RS/X」「RS/R」の3つが先代モデルより続投となり、新たにシングルカムターボの「S/R」「S/X」が追加されます。この2グレードにはパワーステアリングが装備され、より扱い易くなっています。
このモデルでは、特別仕様車がいくつか発売されています。
まずは「ワークス ターボi.e.」です。「ワークスRS/X」をベースとし、エアコン、パワーステアリング、専用アルミホイールなどを装備します。またエンジンはSOHCインタークーラーターボエンジンが搭載されます。後にこのグレードはカタロググレード化します。さらにその後「ワークス ターボi.e.」をベースにした特別仕様車「ワークスFスペシャル」が登場します。
ほかにも「ワークスR」があります。ラリー仕様の特別仕様車で駆動形式は4WDのみとなっています。このモデルは全日本ラリー選手権でダイハツ ミラ X4R(クロスフォーアール)に対抗するために開発されました。通常モデルからの変更点はミッションはクロース化・ローファイナル化が図られ、フロントマフラー、専用タービン、ビックスロットルなどに加え、専用コンピューターとなっています。内装は軽量化が行われており、アンダーコートすら無い状態の、まさに競技車両といった仕様になっています。その他にも車体色がホワイトのみ、ドアミラーは樹脂のまま、スチールホイールのみの設定など、あらゆる部分が簡素化されています。また660ccモデルですが、4ナンバー登録となります。
このモデルも先代と同様に型式で駆動方式を見分けることができます。旧規格550ccモデルはFFが「CL11V」、4WDが「CM11V」となります。
新規格660ccモデルは1991年のマイナーチェンジで前・後期に分けることができます。
前期モデルはFFが「CN21S」、4WDが「CP21S」となります。また後期モデルはFFが「CR22S」、4WDが「CS21S」です。また、特別仕様車の「ワークスR」のみ専用型式の「CM22V」が与えられています。
1994年11月モデルチェンジが行われます。エクステリアデザインは先代とコンセプトはほぼ同一で、フォグランプやウィンカー周りの意匠の変更など小規模な変更に留めています。
装備品ではそれまではオプションでの選択になっていたパワーウィンドウやパワーステアリングが標準装備となり、より日常生活でも快適に使用できるようになりました。
このモデルの大きなトピックとしてはK6A型エンジンの搭載が挙げられます。F型の後継モデルとなるK6A型エンジンですが、スズキの基幹エンジンとしてアルトワークスをはじめ、ワゴンRやジムニーなど幅広く搭載されるエンジンです。
軽自動車の馬力の自主規制があるため、最高出力は64ps/6,500rpmに留まっています。しかし、後にケータハムに同エンジンが供給された際は最高出力が80psや96psまで高められていることから、このエンジンのポテンシャルの高さがうかがえます。また、同車初のタイミングチェーンエンジンとなります。
駆動方式はFF、4WDとこれまでと同様です。
3代目アルトワークスも1996年のマイナーチェンジで前期、後期を分けることができます。
グレードは、K6Aツインカムターボの「RS/Z」と、F6Aシングルカムターボの「IE-s」に分けることができます。また、それぞれにFFと4WDを用意します。
さらに先代から続投で「ワークスR」も存在します。鍛造ピストン・ハイカム・大径スロットル・大容量インジェクター・専用コンピューター・HT06タービン・一段増しインタークーラーなどが専用品になっています。さらにクロスミッションが組まれ、馬力こそ64psで変わりないものの、トルクは11.0kgm/3,500rpmとなっています。競技グレードの為、パワステ無し、エアコンがオプションとなっています。また、先代は4ナンバーでしたが、こちらは5ナンバー登録となります。
その他の特別仕様車として、前期型では専用シートやオーディオが装備された「ワークス ターボie/sリミテッド」、さらにそれをベースとした「ワークス ターボie/s Fリミテッド」がラインナップされています。こちらは、専用のアルミホイールやカーボン調のパネルなどが追加装備となります。後期型では「ワークス ターボie/s」をベースとした「ワークス スズキスポーツリミテッド」があります。専用のアルミホイールやバケットシートなど内外装のパーツに専用品を採用しています。
このモデルでは型式で、駆動方式のほかにエンジンがツインカムかシングルカムかの判別も可能となっています。「HB21S」「HA21S」「HB11S」「HA11S」の4つの型式があります。 それぞれ「HB」が4WD、「HA」が2WD、「21S」がツインカム、「11S」がシングルカムとなっています。
1998年、軽自動車規格の改正によるベース車 アルトのフルモデルチェンジ(5代目)に伴い、新たなデザインを採用した4代目アルトワークスが登場します。デザインは涙目を彷彿とさせるようなヘッドライトを採用し、ボディも新規格に合わせて一回り大きくなりました。
搭載エンジンはすべてK6A型エンジンです。モデル初期にはVVT(可変バルブタイミング機構)が採用されていました。
グレードは「RS/Z」と「IE」の2種類です。また、先代まであった「ワークスR」は廃止となっています。特別仕様車には「ワークス リミテッド」が用意されます。「ワークスie」をベースにABSやエアバッグなどの装備を充実化させたグレードとなっています。
駆動形式は引き続き2WDと4WDが設定されています。
このモデルでは、コストカットの為、2WDと4WDのボディ構造が共通となっています。その為、型式も同一となり、型式による駆動方式の判別ができなくなっています。
「HA22S」と「HA12S」の2種類の型式がありますが、「22S」がツインカムで「12S」がシングルカムとなっています。
しかし販売不振の影響もあり、登場からわずか2年で廃止となり、アルトワークスの歴史はこの4代目で一旦幕を閉じます。しかし、伝統の「ワークス」の名はクロスオーバータイプの新規車種であるKeiに設定されたスポーツグレード「Kei ワークス」に引き継がれています。
ベース車となるアルトが8代目となるフルモデルチェンジが行われた後、アルトワークスは15年の時を経て復活を果たします。5代目モデルは「いま、マニュアルに乗る。」をキャッチコピーとし、その痛快な走りと楽しさから販売終了となった今でも高い人気を誇るモデルです。
プラットフォームにはスズキの軽自動車用第5世代プラットフォーム「HEARTECT」(ハーテクト)が採用され、一からの完全新設計とすることで従来型以上の軽量化を果たしています。
パワートレインにはR06A型エンジンが使用されています。最高出力は47kW (64ps) /6,000rpmです。これは従来のスポーツモデルである「ターボRS」と同一のエンジンですが、ワークス専用チューンが施され、最大トルクが上げられています。
ミッションは5速MTと5速AGS(Auto Gear Shift)の2種類が用意されています。5速MTは、4速までをクロスレシオ化しギア比の差を少なくするとともに専用設計のショートストロークシフトが採用されています。また、5速AGSでは、変速スピードの向上の為に専用チューンを施した変速制御プログラムを使用しています。5AGS車にはレーダーブレーキサポートや誤発進抑制装置、エマージェンシーストップシグナルなどの先進安全装備が標準装備となっています。また、4輪ABSやESP(横滑り防止装置)はMT車、5AGS車を問わず、全車に標準装備となっています。
足回りには専用チューンがが施されたKYB製のショックアブソーバーを使用。また、FF車にはリヤスタビライザーを装着しています。新車装着タイヤは165/55R15のポテンザRE050A、ホイールにはENKEI製の5Jのアルミホイールを装備します。
グレードとしては「ワークス(ベースグレード)」のみです。駆動形式はFFと4WDを設定します。
ボディカラーは「パールホワイト」「ピュアレッド」「ブルーイッシュブラックパール3」の3色に加え、専用色の「スチールシルバーメタリック」の4色となっています。後に「パールホワイト」と「ピュアホワイトパール」が入れ替えになり、「ブリスクブルーメタリック」が専用色に追加となるなどの変更が加えられます。
年式によって1型、2型、3型に分けられます。2型ではボディカラーの入れ替えやオプション設定の追加、3型ではFFモデルの5AGSの廃止などの変更点があります。
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