ソリオの買取相場・査定価格

モデル特徴 概要

ソリオおよび、ソリオ バンディットはスズキ株式会社が販売するコンパクトトールワゴン型の普通自動車です。

もともとはワゴンRの派生車種（ワゴンRソリオ）でしたが、新プラットフォームとなり、完全に独立した車種となりました。派生車種に「ソリオ バンディット」があります。また、三菱自動車へOEM車（相手先ブランドによる生産車）として供給されており「デリカ D:2」としても販売されていました。

プラットフォームのみならず、インテリアやエクステリアも完全に新設計となっています。

ボディはトールワゴン形状で、利便性が高く非常に高い人気を誇る車種です。

グレード・排気量・駆動形式等

パワーユニットははK12B型の1200cc直列4気筒エンジンを搭載します。ミッションはCVTを組み合わせ、燃費や走行性能を飛躍させています。

駆動方式はFF(前輪駆動)と4WD(4輪駆動)を用意します。なお一部グレードではFFのみの設定となっています。

グレード体系としては、発売当初は「X」「S」と2種類となっていました。その後に「G」が追加ラインナップとなります。位置づけとしては、最もベーシックで廉価な「G」、装備を充実させたミドルグレードの「X」、最上級グレードとしての「S」となっています。また、それぞれにアイドリングストップを搭載したモデルも販売されていました。

特別仕様車として「ブラック&ホワイト」が販売されます。「Ｓ」をベースに、専用のアルミホイールやシートを装備し、フロントフェンダーに専用のエンブレムや、各所にグレーやブラックの意匠を凝らすなどモノトーンを意識した見た目となっています。

その後には、仕様変更をおこなった「ブラック&ホワイト2」がリリースされていました。ベースとなるグレードが「X」に変更され、両側パワースライドドア等の一部装備がオプション設定に変更となっています。こちらも同様の専用装備類に加え、チタン調のフロントグリルやヘッドライトを採用するなど、より重厚感のあるエクステリアに仕上げられています。

その他にも「G」にエアロを装備しスポーティに仕上げた「Gリミテッド」もラインナップしていました。

2013年のマイナーチェンジ(3型)ではグレード名の変更が行われ、それぞれ「X-DJE」「S-DJE」に変更となりました。

2012年の2型へのマイナーチェンジ時に、ソリオ バンディットが発表されました。デザインは通常モデルとは異なるホイールやアンダースポイラーを採用することで、よりラグジュアリーで力強いエクステリアとなっています。グレードとしては特別仕様車を除くと、ベースグレードのみで、グレード名の変更後は「バンディット DJE」のみのラインナップです。

特別仕様車として、「バンディット Jスタイル」が用意されます。内外装にゴールドを基調とした装飾が施され、左右のフロントフェンダーには専用のエンブレムが装備されます。

2012年のマイナーチェンジ車を2型、翌年2013年のマイナーチェンジモデルを3型と呼びます。

2015年にフルモデルチェンジが行われ、当モデル(MA15S型)の販売は終了します。

ボディカラー

ボディカラーは発売当初6色の設定でした。その中の3色は「グレースブルーパールメタリック」「メロウブロンズパールメタリック」「アーバンブラウンパールメタリック」と新色でした。その他は既存カラーから「クラッシーレッドパールメタリック」「ブルーイッシュブラックパール」「パールホワイト」が選択可能となっていました。

さらに、発売翌年には「シルキーシルバーメタリック」が追加となります。また、特別仕様車である「ブラック&ホワイト」「ブラック&ホワイト2」は「ブルーイッシュブラックパール」「パールホワイト」とグレード名通り黒と白の2色の設定となっています。

2型への改良時にはボディカラーの変更が行われました。「メロウブロンズパールメタリック」と入れ替わる形で、新色の「ルナグレーパールメタリック」が追加設定されます。ソリオバンディットのリリースに伴い専用色として、「ミステリアスバイオレッドパール」と「パールメタリックカシミールブルー」が登場しました。

なお、既存色である「グレースブルーパールメタリック」と「アーバンブラウンパールメタリック」の2色はソリオ専用色と変更になりました。

2013年のマイナーチェンジ(3型)の際にも、大規模なカラー体系の変更が行われました。 まずソリオ専用色の「グレースブルーパールメタリック」が廃止され、新たな専用色として、「フィズブルーパールメタリック」が用意されます。「シルキーシルバーメタリック」も、通常色からソリオ専用色に変更となります。また、「ルナグレーパールメタリック」が廃止となりました。

そこで少なくなった通常色を補う形で、バンディットの専用色の「パールメタリックカシミールブルー」が通常色に変更されます。そのうえで、「クラッシーレッドパール」が無くなり、「フェニックスレッドパール」が採用されます。バンディット専用色には「スチールシルバーメタリック」が新たに用意されました。

その後の改良では「コメットグリーンパールメタリック」が追加され、「パールメタリックカシミールブルー」が廃止となっています。

モデル特徴 概要

2015年にフルモデルチェンジを行ったソリオは、コンパクトカー用の新プラットフォームを初採用しています。これにより、先代より広い室内空間を確保しています。また衝突性能や走行性能を向上させるために、主要部品も刷新し、軽量化にも成功しています。

先代モデルと同様に三菱にデリカ D:2としてOEM供給されています。このモデルからソリオバンディットも新たにOEM提供が行われ、「デリカD2 カスタム」として販売されています。

グレード・排気量・駆動形式等

このモデルでは新たにハイブリッドモデルが追加されました。パワーユニットにはK12C型1200cc直列4気筒エンジンが搭載されています。

また、マイルドハイブリッドモデルにはWA05A型のモーター、ハイブリッドモデルではPB05A型のモーターがそれぞれ採用されています。

ミッションはガソリン車にCVT、ハイブリッド車には5AGSが組み合わせられます。

駆動方式は先代モデルと同様にFFと4WDが用意されています。

グレード体系は、ガソリン車は「G」のみで最も廉価なグレードです。マイルドハイブリッドモデルは、ミドルグレードの「ハイブリッドMX」、上級グレードとしては「ハイブリッドMZ」を用意します。さらに、ハイブリッドモデルからは「ハイブリッドSX」「ハイブリッドSZ」の2グレードがリリースされています。ハイブリッドモデルは、ハイブリッドバッテリー搭載の関係上、荷室の積載量が他モデルに比べ少なくなっています。

特別仕様車としては、Gをベースにした「Sセレクション」があります。「ハイブリッドMX」や「ハイブリッドSX」と同様のアルミホイールやインパネ加飾を採用し、デュアルブレーキサポートをはじめとする、本来「G」には搭載されない装備が多数採用されていました。 その他に、「G」のセーフティサポート装着車がベースとなっている「GX2」と「GX4」もあります。それぞれ2WDと4WDとなり、シルバーステッチが施されたシートや、ブラックのドアトリムやコンソールパネルなどの専用パーツが装備されます。

ソリオ バンディットは、マイルドハイブリッドモデルの「ハイブリッドMV」ハイブリッドモデルの「ハイブリッドSV」の2グレードのみの設定です。 特別仕様車には「Fリミテッド」が存在します。「ハイブリッドMV」をベースとし、スエードを使用したシートやトリム、コンソールパネルなどにはブロンズのパーツを採用しています。

2018年には、ソリオ、ソリオ バンディット共に2型へのマイナーチェンジが行われます。後退時ブレーキサポート、後方誤発進抑制機能、リアパーキングセンサーなどの装備が追加になり、既存の装備にも改良が加えられました。

2020年のフルモデルチェンジに伴い、当モデルの生産が終了となります。

ボディカラー

ボディカラーは専用色を含む全10色のラインナップとなっています。

まず「ソリオ」「バンディット」共に選択できる共通カラーは「ブーストブルーパールメタリック」ル」「クラッシーブラウンメタリック」、「ファーベントレッド」「スーパーブラックパール」「ピュアホワイトパール」の5色となっています。「クラッシーブラウンメタリック」、「ファーベントレッド」の2色は新色となっています。

ソリオ専用色は「クリアライムメタリック」と「クォーツピンクメタリック」の2色が新色、「スターシルバーメタリック」が既存色からの採用です。また、バンディット専用色には「ミッドナイトバイオレットメタリック」を採用しています。その他に、ルーフをブラックとする2トーンルーフの設定も用意されます。

2017年のマイナーチェンジでボディカラーの入れ替えが行われています。共通カラーからの「ブーストブルーパール」が「スピーディーブルーメタリック」へ変更となり、バンディット専用色だった「ミッドナイトバイオレットメタリック」は共通色となります。 また、「クリアライムメタリック」と「クォーツピンクメタリック」の2色が廃止となり、「ネオンブルーメタリック」が入れ替わる形で追加となっています。

2018年の2型へのマイナーチェンジの際にも再びカラー体系の変更が行われました。 共通色から「ファーベントレッド」がバンディットの専用色に、「クラッシーブラウンメタリック」をソリオ専用色にそれぞれ変更となります。空いた共通色には「クラレットレッドメタリック」「ラッシュイエローメタリック」の2色が追加される形となります。またバンディットの2トーンカラーにも、追加カラーが設定されました。

その他に、バンディットの特別仕様車の「Fリミテッド」には、「ヘリオスゴールドパールメタリック」とグレー系の「ミネラルグレーメタリック」の2色が専用色に採用されていました。

モデル特徴 概要

2020年にフルモデルチェンジをおこない4代目となったソリオですが、ボディサイズの拡大が図られました。そのため、荷室や後席のスペースも増えており、より快適な車両となっています。ボディは大型化していますが、最小回転半径は先代と変わらず、コンパクトな取り回しは従来のままと利便性がより高い車両に進化しています。

グレード・排気量・駆動形式等

パワートレインは、先代同様K12C型1200cc直列4気筒エンジンが搭載されています。マイルドハイブリッド車には、WA05A型のモーターが採用されている点も同様です。

ミッションは全車CVTに変更されています。また、駆動方式はFFと4WDが用意されています。

グレード体系も先代と同様のラインナップとなっています。ガソリングレードの「Ｇ」、マイルドハイブリッド車の「ハイブリッドMX」と「ハイブリッドMZ」、またバンディットはマイルドハイブリッドの「ハイブリッドMV」のみの設定です。なおハイブリッドモデルは未発売です。

ボディカラー

ボディカラーも先代同様全10色の設定です。 先代から継続してのカラーは7色で「スピーディーブルーメタリック」「ピュアホワイトパール」「スーパーブラックパール」の3色が共通色として採用されています。

また、ソリオ専用色には「ネオンブルーメタリック」「クラッシーブラウンメタリック」「スターシルバーメタリック」の3色、バンディット専用色には「プレミアムシルバーメタリック」の1色が継続投入されます。

残りの3色については新色となっており「メロウディープレッドパール」「フレイムオレンジパールメタリック」の2色が共通色にラインナップされています。さらに「グリッターバイオレットパール」がバンディット専用色に設定されます。

そのうえで、ソリオ バンディットには2トーンルーフも継続されており、「スピーディーブルーメタリック」「プレミアムシルバーメタリック」「メロウディープレッドパール」「フレイムオレンジパールメタリック」の4種類から選択が可能となっています。

なお、「フレイムオレンジパールメタリック」は完全新設定の色となっています。

• スズキ ソリオ バンディットの買取相場・査定価格
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