買取相場・下取り相場データ(2024年11月現在)
買取相場価格 | 277.0万円〜337.7万円 |
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下取り相場価格 | 237.6万円〜301.5万円 |
年式 | 2021年(令和03年) |
走行距離 | 2万km |
買取相場価格 | 277.0万円〜337.7万円 |
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下取り相場価格 | 237.6万円〜301.5万円 |
年式 | 2021年(令和03年) |
走行距離 | 2万km |
ハリアーは、現在人気の高いSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の中でも代表的な車種の一つです。都市型SUVのはしりとして初代モデルが1997年に登場し、現在まで高い人気を誇っています。国内だけでなく海外でも人気が高く、北米地域では初代・2代目モデルはレクサスRXとして展開されています。
先代モデルとなる3代目ハリアーはレクサスRXが海外市場を主眼に大型化したのに対して、日本国内の交通事情に合わせたダウンサイジングが行われ、日本国内で使いやすいサイズが維持されました。2020年6月にはその進化版として現行モデルとなる4代目ハリアーが発売されています。
ハリアーは国内での人気にとどまらず海外での人気も高く、海外への中古車輸出も活発です。そのため、低年式・多走行距離のお車の需要も底堅くあることから、同価格帯の競合モデルである日産エクストレイルやマツダCX-5と比べて、年式や走行距離による相場価格の値落ちは比較的少なめとなっています。
2020年に現行モデルとしてデビューした4代目ハリアー(80系)は、登場から4年程度経過し、徐々に中古車流通量も増加しています。本モデルの最新の買取・査定ポイントを見ていきましょう。
走行距離でみると、距離が伸びるほど相場価格が下がるのはどの車種でもいえることですが、現行モデルの場合、走行距離が2万km未満の低走行車かつ車両状態が良いお車には、特に高値がつきやすい状況です。依然として新車の納車までは数か月から半年程度掛かる状況のため、中古車の需要も非常に高く、買取相場も高値で維持されています。条件によっては新車並みの価格で取引されているケースもあります。
グレード別でみると、ガソリンエンジンモデルでは上級グレードの「Z」の流通量が最も多く、次いで「Z」の装備を充実させた最上級グレードの「Z レザーパッケージ」、中間グレードの「G」と続きます。相場価格の差も新車価格での差額と同じくらいの金額感となっています。
駆動形式は2WD(FF)が多数を占め、4WDは全体の10%程度と比較的少ない状況です。相場価格は新車価格ほど金額差は大きくはありません。
また、ハイブリッドモデルは最上級グレードの「Z レザーパッケージ」2WD、「Z レザーパッケージ」4WD、上位グレードの「Z」2WDと続き、上位グレードが大半を占めています。駆動形式ごとの相場価格をみると、2WD(FF)と4WDでは新車価格ほど金額差は大きくはありません。
ボディカラーでみると、「ブラック」「プレシャスブラックパール」などのブラック系の流通量が最も多く、次いで「ホワイトパールクリスタルシャイン」、2022年9月の一部改良で「ホワイトパールクリスタルシャイン」に代わって設定された「プラチナホワイトパールマイカ」などのパール系が続く状況となっており、これら2つの系統色で流通量全体の9割を占めています。これらの色は人気も非常に高く、他の系統色と比べて相場価格は数%程度高値で取引されています。
装備でみると、「Z」系のグレードのみでメーカーオプション設定されている調光パノラマルーフの装備が付いているお車は同グレード全体の15%程度を占める割合ですが、相場価格は本装備が付いていないお車と比べて20万円程度、相場価格は高くなっており、査定評価も高めとなっています。
2013年12月~2020年5月まで発売されていた3代目ハリアー(60系、先代モデル)は、新型モデル登場後も国内外で非常に人気が高く、中古車流通量も現在最も多いモデルです。走行距離は4万kmを境に緩やかに買取相場は低下しますが、他車種ほど走行距離による価格差は大きくなく、10万kmを超えても新車価格の70%超は価値が残存している状況です。
グレード別でみると、ガソリンエンジンモデルでは、上級グレードの「プレミアム」2WDの流通量が突出して多く、次いで中間グレードの「エレガンス」2WD、「プレミアム アドバンスドパッケージ」2WDと続きます。
一方、流通量は少ないものの、2017年6月に追加された最上級グレードの「プログレス」、スポーティモデルの「エレガンス G’s」「エレガンス GRスポーツ」は相場価格が高い状況です。
駆動形式は2WD(FF)が9割超を占め、4WDは全体の10%弱と比較的少ない状況です。相場価格は新車価格ほど金額差が大きくはありません。
なお、2017年6月のマイナーチェンジで2Lターボモデルも登場していますが、流通量は少なく、従来のガソリンエンジンモデル(2L自然吸気エンジン)との相場価格の差は新車価格ほど大きくはありません。
また、ハイブリッドモデルの中古車流通量は上級グレードの「プレミアム」4WD、「プレミアム アドバンスドパッケージ」4WDと続きます。なお、プレミアム系のグレードは新車価格の金額差ほど相場価格の差は大きくありません。
流通量は少ないものの、2017年6月に追加された最上級グレードの「プログレス」の派生グレード「プログレス メタルアンドレザーパッケージ」「プログレス スタイルブルーイッシュ」「プログレス メタルアンドレザーパッケージ スタイルブルーイッシュ」の相場価格は高めとなっています。
ボディカラーは基本色の「ブラック」、有料色の「プレシャスブラックパール」、特別仕様車「プレミアム スタイルノアール」専用色となる「ブラックマイカ」などのブラック系と、パール系(有料色「ホワイトパールクリスタルシャイン」)の2つの系統色が圧倒的な人気となっており、評価も高くなる傾向です。
装備でみると、人気のオプション装備は全グレードでメーカーオプション設定となっているムーンルーフと、一部グレードでオプション設定となっているメーカー純正ナビです。ムーンルーフ装備が付いているお車は全体の20%程度ですが、相場価格は装備が付いていないお車と比べて15万円程度、相場価格は高くなっており、査定評価は高めとなっています。
2003年2月~2013年7月まで発売されていた2代目モデル(30系)は、初代モデルと同様に2.4Lエンジン搭載モデルと3Lエンジン搭載モデルがあり、駆動方式も2WD(FF)と4WDが設定されています。
登場から期間を経ていますが、中古車流通市場でSUV人気が高いことに加え、車種自体が国内だけでなく海外でも需要が高いため、同ボディタイプの他車種と比べると年式・走行距離に対して相場価格はやや高めの傾向です。
ただ、年式が低いお車となるため、買取相場が決まる要素としては内外装や機関系の状態の良さが大きなポイントになっているようです。また、修復歴がある場合は大きく相場価格が下がり、程度によっては、程度の良いお車の半値近い価格まで下がってしまう場合もあります。
グレードや駆動方式によっても価格差が出ており、4WDモデルよりも2WD(FF)モデル、3Lエンジン搭載モデルよりも2.4Lエンジン搭載モデルの方が相場価格が高く、高値が付きやすくなっています。
また、このモデルからハイブリッドモデル(ハリアー ハイブリッド)が登場しています。ハイブリッドモデルはガソリンモデルと比較すると、やや高めでの取引が多い様子です。
1997年12月~2003年1月まで発売されていた初代ハリアー(10系)は、発売から20年以上の年月が経ち、低額での相場価格の推移となっています。内外装の状態や修復歴、機関系の状態によっては値段がつかないこともあります。
また、装備やグレード、ボディカラーによる価格の違いもほとんど見られません。本モデルでは2WD(FF)と4WDの設定がありますが、駆動方式による価格差もほぼ見られません。
ハリアーは国内での中古車流通だけでなく中古車輸出の需要も高く、ボディカラーはホワイト系・パール系もしくはブラック系、装備ではムーンルーフ、レザーシートが装着されているといった海外で人気の高い条件が満たされていると査定評価が高くなります。
また、メーカー純正ナビやパノラミックビューモニター、メーカーのカスタムブランド「モデリスタ」や「TRD」のエアロパーツが装着されているお車は人気が高く、査定評価が高くなる傾向です。
ハリアーは高級クロスオーバーSUVとして雪道や悪路など様々な場面で優れた走行性能を発揮しますが、ボディの小キズや凹みがあると査定評価は下がります。また、降雪地域で使用されているお車の場合、下回りのサビが出やすくなりますが、サビ・腐食の程度が大きい場合は査定評価が下がってしまうため注意が必要です。
その他、喫煙歴のあるお車の場合、車内にタバコのニオイが染み付いている場合があり、査定評価が下がります。
提示される査定額は、どこの店舗でも同額ではありません。トヨタ車同士の乗り換えの場合、トヨタ系ディーラーでの下取りで比較的に高い価格が提示される場合も多いようですが、前述の通り、中古車市場でもトハリアーの人気は非常に高いので、そのままディーラーで売却するのではなく、買取店でも客観的に評価をしてもらい、買取価格を比較することが高価買取のための一番の方法といえます。
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トヨタ ハリアーは、乗り心地と快適性を兼ね備えたクロスオーバーSUVとして1997年から販売されており、高級志向の都市型クロスオーバーSUVのさきがけとして登場から現在まで高い人気を誇ります。
ハリアー(Harrier)という車名の由来は、英語で「低空飛行を得意とする小さな鷹の一種であるチュウヒ属の鳥、チュウヒ」(Eastern marsh harrier)の名称から来ています。
ハリアーの初代モデル・2代目モデルは、海外市場では「レクサス RX」という名前で販売されていました。2009年にレクサス RXが国内に導入されたことでハリアーは一旦販売を終了しますが、ユーザーやディーラーからの熱い要望を受けて2013年に国内専用モデルとして復活しました。
先代モデルとなる3代目ハリアーはレクサスRXが海外市場を主眼に大型化したのに対して、日本国内の交通事情に合わせたダウンサイジングが行われ、日本国内で使いやすいサイズとなりました。2020年6月にはその進化版として現行モデルになる4代目ハリアーが発売されています。
初代ハリアーは1997年12月に登場しました。当時、SUVはオフロード向けの車というイメージを覆し、都市型高級クロスオーバーSUVという新たなジャンルの先駆けとして、その後の国内外自動車メーカーに大きな影響を与えました。
日本国内では、“WILD but FORMAL”というキャッチコピーとタキシード姿のライオンのCMが反響を呼び、高級サルーンの持つ快適性や上質感と、SUVならでは悪路走破性や乗降性の良さ、ステーションワゴンが持つ高い利便性・機能性という組み合わせが多くのユーザーの心を惹きつけ、好評を博したモデルです。
6代目カムリのプラットフォームをベースとして開発され、パワートレインは登場当初は3.0L V型6気筒エンジンと2.2L直列4気筒エンジンの2つのラインナップとし、2000年11月に実施されたマイナーチェンジで2.2L直列4気筒エンジンから2.4L直列4気筒エンジンに変更されています。いずれのエンジンも「VVTーi(可変バルブタイミング機構)」が採用され、優れた動力性能を実現しました。
また、1998年5月に開催された東京オートサロンではイタリアの有名カロツェリア ザガート(現 SZデザイン)がデザインした専用内外装が施された「ハリアー ザガート」も200台限定で発売されています。
本モデルは北米地域では「レクサスRX」として発売が開始され、北米でも高い人気を獲得しています。
初代モデルの大ヒットを受け、2003年に登場した2代目モデルは、高級ラグジュアリーセダンに匹敵するハンドリング性能とスタイル、高い安全性の実現が図られています。
ボディサイズは北米市場を念頭に全長・全幅ともに大型化しています。最上級グレードの「AIRS」には電子制御エアサスペンションが採用され、オンロード・オフロード両方での走行性能が高められました。
また、本モデルでは、プリクラッシュセーフティシステム(衝突軽減ブレーキ)が市販車として世界で初めて採用されていることも大きなトピックです。
2代目モデル発売の2年後、2005年3月には車種として初めてのハイブリッドモデル「ハリアー ハイブリッド」が設定されています。高出力のV6 3.3Lガソリンエンジンとフロントモーターに加え、後輪駆動用のリヤモーターを組み合わせる、電気式4WDシステム「E-Four」が搭載され、同クラス世界最高水準の低燃費と高い動力性能を両立させています。
2代目モデルまでは海外市場ではレクサス RXとして展開していましたが、2013年12月に発売を開始した3代目モデルからはレクサス RXから独立した国内専用モデルとして登場しました。国内専用設計にすることで、海外市場に合わせる形で大型化していたボディサイズを小型化し、価格を抑えながら日本国内での取り扱いのしやすさが向上しました。
ハリアーらしい流麗なスタイリングや高級感のあるインテリアデザインが目を引くほか、高級クロスオーバーSUVにふさわしい静粛性と操縦安定性、乗り心地を実現しました。
パワートレインは、ガソリンモデルが2.0Lガソリンエンジン、ハイブリッドモデルは2.5Lガソリンエンジンとハイブリッドシステム「リダクション機構付THSⅡ」、電気式4WDシステム「E-Four」が組み合わされています。2017年6月のマイナーチェンジでは2.0 L直噴ターボエンジンを搭載するターボモデルも追加設定されました。
2020年に現行モデルとしてデビューした4代目ハリアー(80系)は、5代目RAV4(現行モデル)と同じTNGA(GA-K)プラットフォームを採用するとともに、パワートレインを全面的に刷新し、高剛性と低重心でバランスの良い走りを実現しました。
歴代モデルと同様に高級感あふれる雰囲気はそのままに、リアにかけて絞り込まれたクーペフォルムと最新トレンドである横長のテールライトを採用し、シャープで存在感のあるエクステリアデザインへと進化しています。
パワートレインは、ガソリンモデルが2.0Lダイナミックフォースエンジン(M20A-FKS)、ハイブリッドモデル(ハリアーハイブリッド)と新たにラインナップに加えられたプラグインハイブリッドモデル(ハリアーPHEV)では2.5Lダイナミックフォースエンジン(A25A-FXS)を採用したハイブリッドシステム「THSⅡ」が搭載されています。なお、ハイブリッドモデルは従来4WDのみのラインナップでしたが、本モデルからは4WDだけでなく2WD(FF)もラインナップされています。
また、本モデルでは前後方録画機能付デジタルインナーミラーをトヨタ車として初採用しました。
ユーカーパックの車買取・査定にてハリアーをご売却いただいたお客様の口コミ・評判です。